Level 3 Reading Part (3)

(1)以下の文章ぶんしょうを読み、質問しつもんこたえなさい。

最近、私は「がんばる」ことについて考えるようになった。学生のころは、がんばれば必ず結果が出ると思っていたし、周りの大人も「努力はうそをつかない」と言っていた。しかし社会人になってから、がんばっても思ったような結果が出ないことがあると知った。たとえば、仕事で新しい提案をしても、会社の方針や予算の都合で採用されないことがある。自分では良いアイデアだと思っていても、相手が今求めているものとずれていると、評価されにくいのだ。

だからといって、努力が無駄だと言いたいわけではない。むしろ、努力が結果につながらないと感じるときこそ、「がんばり方」を見直す必要があると思う。私は以前、忙しいほど「とにかく量をこなす」ことが正しいと信じていた。早く帰れない日が続くと、「自分はがんばっている」と安心できたからだ。しかし、あとで振り返ると、同じ作業を何度もやり直していたり、目的がはっきりしないまま動いていたりしたことが多かった。時間をかけたわりに、成果は小さかった。

それに気づいたきっかけは、先輩の働き方だった。先輩は私より早く帰る日が多いのに、仕事の評価が高い。最初は「要領がいい人なのだろう」と思っていたが、よく観察すると、先輩は始める前に必ず「この仕事のゴールは何か」を確認していた。そして、必要な作業を小さく分け、優先順位を決めて進めていた。逆に、ゴールに関係ないことは、思い切ってやらない。会議も、話す目的がないなら参加しないことがある。そういう姿を見て、私は「がんばる=長時間働く」ではないのだと気づいた。

今の私は、がんばる前にまず立ち止まって考えるようにしている。相手が本当に求めていることは何か。自分が今やるべきことは何か。全部やろうとすると、どれも中途半端になってしまう。だから、できるだけ少ない行動で、最大の成果が出る道を探す。その結果、以前より早く終わる仕事が増えたし、周りからの評価も少しずつ上がってきた。

がんばることは大切だ。ただし、がんばり続けるためには、「がんばり方」を選ぶ力も同じくらい大切なのだと思う。

質問(1):筆者は社会人になってから、何を知ったと言っていますか。

(A)がんばれば必ず結果が出ること

(B)がんばっても結果が出ないことがあること

(C)結果より努力のほうが大切だということ

(D)良いアイデアはいつも評価されること

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答え:(B)

質問(2):筆者が以前信じていた「正しいがんばり方」はどれですか。

(A)まずゴールを決めてから作業する

(B)優先順位を決めてから進める

(C)とにかく量をこなし、忙しくする

(D)ゴールに関係ないことはやらない

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答え:(C)

質問(3):先輩の働き方の特徴として、本文に合うものはどれですか。

(A)会議にはできるだけ参加する

(B)ゴールを確認し、必要なことにしぼって進める

(C)時間をかけて丁寧に全部の作業を行う

(D)提案が通らないときはあきらめる

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答え:(B)

質問(4):この文章で筆者が一番言いたいことは何ですか。

(A)社会人は長時間働かなければならない

(B)努力は無駄なのでがんばらないほうがいい

(C)がんばるには、がんばり方を選ぶ力が大切だ

(D)良いアイデアを出せば必ず評価される

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答え:(C)


(2)以下の文章ぶんしょうを読み、質問しつもんこたえなさい。

私は最近、スマホの通知をできるだけ減らすようにしている。前は、通知が来るたびにすぐ確認しないと落ち着かなかった。仕事の連絡かもしれないし、友だちから大事な話が来ているかもしれないと思うと、つい画面を開いてしまう。しかし、そのたびに集中が切れて、やっていた作業を思い出すまでに時間がかかる。短い確認のつもりでも、気づくと何分も経っていた。

ある日、締め切り直前の資料を作っていたとき、通知のせいで作業が進まず、予定より遅くなってしまった。私は「忙しいから時間がない」のではなく、「時間を細かく失っている」のだと気づいた。そこで、仕事中は通知をオフにし、昼休みと夕方にまとめて確認するルールにした。最初は不安だったが、実際には困ることは少なかった。緊急の連絡は電話が来るし、急ぎでないものは後でも間に合うことが多い。

もちろん、連絡を早く返したほうが良い場面もある。ただ、何でもすぐ返すことが相手のためになるとは限らない。中途半端に返事をして誤解を生むより、落ち着いて状況を整理してから返したほうが、結果的にスムーズになることもある。通知を減らすのは、人と距離を置くためではなく、自分の集中を守るためだ。

今は、仕事が終わったあとにSNSを見ても、「さっき見逃して損した」という気持ちが減った。その代わり、目の前の作業が予定通り終わることが増え、気持ちにも余裕ができた。私は、スマホを使わないようにするのではなく、「使い方を決める」ことが大切だと思っている。

質問(1):筆者が通知をすぐ確認していた理由はどれですか。

(A)スマホが好きで常に見ていたいから

(B)連絡が大事かもしれないと思って落ち着かなかったから

(C)仕事中にSNSを見るのがルールだったから

(D)通知を切る方法を知らなかったから

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答え:(B)

質問(2):筆者が気づいた「時間がない」本当の理由はどれですか。

(A)仕事量が増えたから

(B)集中が切れて時間を細かく失っていたから

(C)昼休みが短いから

(D)会社が遠いから

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答え:(B)

質問(3):本文の内容に合うものはどれですか。

(A)緊急連絡は通知で必ず来る

(B)何でもすぐ返事をすることが相手のためになる

(C)落ち着いて返したほうがスムーズな場合がある

(D)通知を減らすと人間関係が悪くなる

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答え:(C)

質問(4):筆者が一番言いたいことは何ですか。

(A)スマホは持たないほうがいい

(B)通知はすべてオンにするべきだ

(C)スマホを使うなら使い方を決めることが大切だ

(D)SNSは時間の無駄なので禁止すべきだ

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答え:(C)


(3)以下の文章ぶんしょうを読み、質問しつもんこたえなさい。

最近、「失敗しない選択」をしようとする人が増えたように感じる。進学でも就職でも、周りの評価が高い道を選び、できるだけ安全に進みたいと思うのは自然なことだ。私自身も、学生のころは「失敗したらどうしよう」と考えすぎて、行動できないことが多かった。

しかし、社会に出てから分かったのは、「失敗しない選択」が必ずしも正しいわけではないということだ。なぜなら、失敗を恐れて選んだ道は、納得できないまま続けることになりやすいからだ。納得できないと、努力の方向が定まらず、少し壁にぶつかっただけで「やっぱり向いていない」と感じてしまう。結果として、長く続かないこともある。

一方、興味があって選んだ道は、うまくいかないときでも「どこを直せばいいか」を考えやすい。失敗そのものが苦しいのは同じでも、そこから学ぶ意欲が残りやすいからだ。もちろん、興味だけで決めるのは危険だ。生活や周囲の状況を考える必要もある。ただ、失敗をゼロにすることばかり考えていると、自分が本当に望む方向が見えにくくなる。

私が大切だと思うのは、「失敗しない」ことよりも、「失敗したあとに立て直せる」準備をすることだ。たとえば、学び直せる環境を作る、相談できる人を増やす、小さく試して経験を積む。そうすれば、もし思ったようにいかなくても、やり直す道が残る。人生は一回で完璧に決められるものではないのだから。

質問(1):筆者が「失敗しない選択」が正しいとは限らないと言う理由はどれですか。

(A)安全な道は必ず成功するから

(B)納得できないまま続けやすく、長く続かないことがあるから

(C)興味がある道は必ずうまくいくから

(D)失敗すると周りに迷惑をかけるから

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答え:(B)

質問(2):「納得できない」ときに起こりやすいことはどれですか。

(A)努力の方向が定まりやすい

(B)壁にぶつかるとすぐ向いていないと感じる

(C)失敗しても学ぶ意欲が増える

(D)何でも前向きに考えられる

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答え:(B)

質問(3):本文の内容に合うものはどれですか。

(A)興味だけで決めても必ず成功する

(B)失敗をゼロにすることが最も大切だ

(C)生活や周囲の状況も考えたほうがよい

(D)通人生は一回で完璧に決めなければならない

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答え:(C)

質問(4):筆者が一番言いたいことは何ですか。

(A)失敗しない道だけを選ぶべきだ

(B)失敗しても立て直せる準備が大切だ

(C)興味より周りの評価を優先すべきだ

(D)安全な道は意味がない

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答え:(B)


(4)以下の文章を読み、質問に答えなさい。

私は「説明が分かりやすい人」と「話がうまい人」は同じではないと思っている。話がうまい人は、聞いていて楽しく、テンポも良い。例え話が上手で、相手を引きつける力がある。一方、説明が分かりやすい人は、相手が理解できる形に情報を整理し、必要な順番で伝えられる人だ。派手さはなくても、聞き終わったあとに「なるほど」と思える。

以前の私は、説明するときに「うまく話そう」と意識しすぎていた。沈黙が怖くて、情報をたくさん入れれば相手が納得すると考え、細かいことまで全部話してしまった。結果として、聞く側はポイントが分からず、質問もできなくなる。私は「ちゃんと説明したのに」と思っていたが、実は相手の理解を確認せずに一方的に話していただけだった。

そこで、最近は説明を始める前に、まず結論を一つ言うようにしている。そして「理由は二つあります」「次に具体例です」というように、道筋を示す。途中で相手の反応を見て、必要なら言い換えたり、例を増やしたりする。最後に「ここまでで大丈夫ですか」と確認すると、相手も質問しやすくなる。すると不思議なことに、以前より短い時間で伝わることが増えた。

説明は、自分が気持ちよく話すためではなく、相手が理解するためにある。だから、話がうまく見えるかどうかより、相手の頭の中に整理された形で残るかどうかを意識したい。

質問(1):筆者が「話がうまい人」と「説明が分かりやすい人」は同じではないと言う理由はどれですか。

(A)話がうまい人は必ず説明も分かりやすいから

(B)説明が分かりやすい人は情報を整理して順番に伝えるから

(C)説明が分かりやすい人は例え話をしないから

(D)話がうまい人は沈黙を作らないから

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答え:(B)

質問(2):以前の筆者の説明の問題はですか。

(A)結論を最初に言いすぎた

(B)相手の理解を確認せず情報を入れすぎた

(C)例が少なすぎた

(D)話すスピードが遅すぎた

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答え:(B)

質問(3):最近の筆者の説明の工夫として正しいものはどれですか。

(A)まず細かい情報から話す

(B)結論→理由→具体例の流れを示す

(C)質問は最後まで受け付けない

(D)とにかく長く話して安心させる

အဖြေကိုကြည့်ရန် ဒီနေရာကိုနှိပ်ပါ

答え:(B)

質問(4):筆者が一番言いたいことは何ですか。

(A)話は派手であるほど良い

(B)説明は相手が理解するために整理して伝えるべきだ

(C)沈黙は必ず悪い

(D)例え話が上手いことが最重要だ

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答え:(B)